2012年09月25日

セカンド童貞/蛇口

アテネオリンピックからセックスをしていない
セカンド童貞と言えばいいのか
今は埼玉の熊谷に七十代の両親と住んでいる
働いてないので上京する交通費にも苦労している
そんな俺がセックスについて語っている

目下俺の未来は最悪のシナリオへと邁進しているようだ
近い将来、介護放棄で老親を死なせてしまい刑務所暮らしをしているかもしれない
もぬけの殻に風景はもはや関係ないが、檻の中だけは二度と御免だとも思う
もう管理されたくないが、では今の生活は何なのだろう
一週間両親以外の誰とも話をしていない
一週間誰からも電話は掛かって来なかった
今月の通話料は60円だ
25日経っているのに
トータルで90秒しか誰かに電話をしていない
人と会う機会がなければ恋人もできない
(最もソーシャルネットサービスで見知らぬ同士が出会う前に付き合う時代だが)
どうして俺は街に出て行かないのだろう
二週間外出しないときもある
俺は実家で死んだふりをしているつもりだったが
どうやら本当に死んでいるようだ
両親は午後7時のNHKのニュースでテレビに必ず文句を言っている
俺は黙って飯をくっている
うるさいと思いながらとても静かに
もううんざりなのだが、どこにも行かない
この場所が俺の場所なのだろう
結局、ここだったのか

それかどうにかセックスでもして他の居場所をつくるべきか
そうすればかつての情熱を取り戻せるのだろうか
カートコバーンの遺書の言葉がたまに胸に突き刺さってくる

it's better to burn out than to fade away.
posted by jagumi at 17:20| Comment(0) | 蛇口 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。